自宅の新聞折込みに他院のチラシが入っていました。
「下肢静脈瘤は冬に治療!」のタイトル
おーっ!?
その内容は、
1.治療に用いる弾性ストッキングを着用するには最適な季節であること
→ 治療後には、あしのむくみや血管のボコボコを圧迫するために、弾性ストッキングを着用して頂くことが多いです。
夏場は汗でムレるため、履くなら確かに冬場がおすすめです。
2.気温の低下で静脈が収縮、身体への負担をさらに少なくとのこと
→ これはよく分かりません。。
身体への負担は変わるのかな??
あまり変わらないような気もします。。
3.足を隠して過ごせる冬こそ治療のチャンス
→ 静脈瘤を気にしてる人は、夏も冬も足隠してるひとが多いです。
逆に、静脈瘤を気にしてない人は、半ズボンで堂々としてますよね。。
なので冬がチャンスなのかどうかは分かりません。
以上から、1番の理由に激しく同意です。
下肢静脈瘤の患者さんは、夏に受診されることが多いのが通説です。
それは、夏になると足を出す機会が多くなり、自分の足に注意が向くようになるから?
逆に、冬の間は患者さんが少なめになります。
冬に来院される、足のボコボコが気になる患者さんは、かなり進行した方ばかり。。
「冬の間に治療しておけば、夏には半ズボン、スカートがはけるようになりますよ!!」